ウィスタリア学園
白帝…もとい琥雲は私の契約獣になった。

この世界では、神クラスとは契約が出来るようになっている。神クラスと契約が出来るなんてそうそうないから。


『さて、姫これからどうする?』

うーん。どうしよう。色々とやりたい事は沢山あるけど、やっぱりあれかなぁ。

「まずは、琥雲達…白虎の住んでいる森の復興作業からかなぁ。」

そう言うと琥雲はパァと明るくなった。

『良いのか?』

良いもなにも……ねぇ。

「琥雲、君はもう私の仲間だよ。だから、仲間が苦しんで生活するのを私は見たくないんだよ。」

『姫ありがとう。』

それに、これは人間が行った事だし。誰がやったとしても、人間がした事には変わりはない。

だから、人間がやった事は人間が責任をもって戻さないといけない。

それが、この世界を成り立たせているのだから。
< 42 / 46 >

この作品をシェア

pagetop