黒色のしずく
私は幼い頃から何かにつけて疑問を感じると親に、身近な人に聞きたい、それを解決したいという子供ながらの好奇心が人一倍おおきかったと思う。

子供というのは、大人とはまた違った視点から物事を純粋に見てなんでなの、と疑問を抱くのだという。

実際私がそうだったし、自分が納得のいくまで質問攻めをしていたのは、まだ記憶に新しく感じる。

ただ年齢を重ねていくと、私自身人と関わることが億劫になり、どうしても自身で解決をしなくちゃいけないという、当たり前のことであってそれがわたしには苦痛で仕方ないのだ。
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