恋かもしれない
レジ横にある棚の引き出しから大小形様々なサンキャッチャーを取り出して、トレイにのせたけれど、声をかけるタイミングが掴めない。
ドキドキしながら後ろ姿を見守っていると、美也子さんが店におりてきた。
「奈っちゃん、お客さんは男性お一人?」
「いえ、カップルのお二人です」
「いらっしゃいませ。こんにちは、食器をお探しですか?」
美也子さんが近寄って二人に声をかけると、彼氏に隠れて見えなかった彼女がぱっと顔を出した。
「はい。お義母さんへの誕生日プレゼントを探しているんです」
現在婚約中の彼氏のお母さんは珈琲が好きで、飲むカップにも凝っていていろいろ集めているのだそう。
ドキドキしながら後ろ姿を見守っていると、美也子さんが店におりてきた。
「奈っちゃん、お客さんは男性お一人?」
「いえ、カップルのお二人です」
「いらっしゃいませ。こんにちは、食器をお探しですか?」
美也子さんが近寄って二人に声をかけると、彼氏に隠れて見えなかった彼女がぱっと顔を出した。
「はい。お義母さんへの誕生日プレゼントを探しているんです」
現在婚約中の彼氏のお母さんは珈琲が好きで、飲むカップにも凝っていていろいろ集めているのだそう。