もしも 願いが叶ったら

「かなえさん朔夜さんとはお付き合いされてるんですか!?」


「かなえさん一言お願いします!」


「かなえさん!」


「申し訳ございませんが、かなえは少し前まで一般人でしたので、まだこういった状況に慣れておりません。ご配慮頂けますか?」


さすが河合さん、マスコミもちょっと引いた。その隙になんとか巻くことに成功。


「河合さんかっこいい。」


「誉めても何も出ないわよ。さあ、これから忙しくなるわよー!」


現場に着くと朔夜が先に来ていた。


「おはよう、大丈夫だったか?そのイロイロと…。」


「うん、河合さんがマスコミに渇を入れてくれて何とか。」


そうは言ったけど昨日のことを思い出して顔が赤くなった。




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