この歌が、キミに届くまで。



「気に入ってもらえてよかった。」


そう言い、ふっと笑みを漏らす永崎くんの顔は、とてもカッコよかった。


「優~っ!ここの席羨まし~。」

「大河。お前はどこだ?」

「最悪だよー。教卓の目の前。」

「えっ、めっちゃいいじゃん。昼寝には良いな。」

「おまっ・・・、それからかってるだろ。」

「ははっ。」


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