“最強”と“最恐”

~ 秋 斗 side ~

- 20時 -

修哉「もう、こんな時間だね。」
真緒「お腹空いたー!」
楓「零凪。秋斗。泊まって行くか?!」
零凪「え。...ううん。帰るよ。」
真緒「えー!帰っちゃうのー!?」
零凪「うん。」
修哉「あ、携帯貸して?」
零凪「携帯?.....はい。」

連絡先かなー。 僕は交換したくないけどー。

修哉「はい。俺達の連絡先登録しておいたから。何かあったら連絡してね。」
零凪「ニコッ うん!」
修哉「秋斗も。」
「.....多分ねー。」
零凪「秋斗?一応、登録しておいてね。」
「はーい。」
真緒「あー!」
零凪「どうしたの?」
真緒「明日って、1時間目から暁音さんの授業だよー!遅刻出来ないー!」

誰ー。 それー。

零凪「暁音さん。葵唯のお兄さんで私達の副担でしょ。」
「覚えてないー。」
零凪「はぁ。担任は覚えてる?」
「覚える必要ないからねー。」
零凪「担任は、直織さん。真緒のお兄さんだよ。」
「ふーん。」
真緒「怒ると怖いから、誰もサボった事ないんだってー。」
「へぇー。」
楓「興味なさすぎだろ!」
零凪「暁音さんって、葵唯と一緒で女嫌いなんだって。」
「僕に関係ないよー。」
零凪「そうだけど、一応ね。」

んー。 バレないと思うんだけどねー。

零凪「秋斗。帰ろ。」
「はーい。」
真緒「また明日ー!」
楓「またな!」
修哉「明日ね。」
葵唯「.....また。」
零凪「ニコッ うん。またね。諒太も、またね?」
諒太「.....あぁ。気を付けろよ。」
零凪「ニコッ 大丈夫だよ。秋斗が一緒だから。ね?」
「んー。( ¯꒳​¯ )ᐝ」
楓「おいおい。事故るなよ!?」

僕が、事故る訳ないでしょー。
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