ロワッド・フレンバー








―――3日目―――



「おお目ぇ覚ましたな」





「ここは?」



ロワッドの目はまだぼんやりしていた



「俺はディンクだお前の命の恩人ってとこだな」



ディンクはロワッドの額に載せたタオルを絞りもう一度額の上に戻すと



「色々聞きたいことがあるんだがお前のペースで良いから話をしてくれよ」



と言ってディンクは部屋を出ていった
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