放課後のきみ

「これ、渡しに来たんだけどな…」


そう言う、優斗の手には、かわいらしい小さなマスコットがあった。


それは、美優がなくしたキーホルダーのトップだった。


それを、優斗が拾ったということである。



置いて帰ろうかな…


そう思い優斗は立ち上がった。



.
< 124 / 203 >

この作品をシェア

pagetop