放課後のきみ


「で?どんな会話をされたのですか?!」


ふたりは自席へ座り、向かい合って話しはじめた。
ふたりは席が隣だったりする…


「うーん…たいした話はしてないんだ〜交換したばっかだし…」


「ふーん…“これからよろしくね☆”みたいな?」


「うん、そのくらい」


「何部なの?神崎君は?」

「えっとねーサッカー」


「うわっモロそんな感じ!!」


「でしょ?かっこいいよね〜」


なんだか、すごく幸せそうだな美月…
もしかして………


「ねぇ、もうスキなんじゃない?」


そう問いかけた。
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