放課後のきみ

目を開いても、何も見えなかった。


…つまり、暗闇だ。


「え?!嘘?何時?!!」


美優は口の開いたかばんから光っている携帯電話を手に取った。


「もしもし?」


『美優っ何時だと思ってんのーっ?!!』



きゃーーーっ!!


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