放課後のきみ

美優は何かに右腕を捕まれ、そのままバランスを崩し、倒れた。


―何?!


倒れたかと思えば、今度は体をすっぽりと何かに包まれた。



「いや゙ーっ!」


お、おばけっ?!

やっぱここ出るの?!


すると、美優を包む力が強まった。


ん?


美優は自分を包む何かに温もりを感じた。


もしかして…



「先輩?!」


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