放課後のきみ

階段をゆっくりとおりている途中…


横で優斗は何かを企んだかのようにニヤリと笑みを浮かべた。


当然ながら辺りが暗いため、美優の目には入らない。



「……ねぇ仲里さん?」


「なんですか?」


「俺さっきから気配感じんだよね…」


「は……?」


「俺の後ろ…」


「止めてください」


優斗は再び笑みを浮かべ…


「………ぅわ゙っ!!」


「ぎゃ゙ーーー!」



.
< 144 / 203 >

この作品をシェア

pagetop