放課後のきみ

その温かさに美優は安心した。


そしたら次々と口が言葉を発した。


「まじ怖かったんですからね」


「ごめん」


「本当、心臓止まるかと思った」


「ごめん」


「もうしなしでください」


「うん。ごめんね」


「…もう、謝んないでくだ……」


美優は最後まで言葉を言えなかった。


「え…」


優斗に抱きしめられていたから。



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