放課後のきみ
「おーいしー!!やっぱここのチョコパは旨いね〜♪」
「うわー略語使ってる〜うざーい!!」
「うわー傷付く〜」
「勝手にしとけー」
他愛もない会話
だけど、ふたりでいると、バカみたいな会話も幸せに感じる。
「よくそんなでっかいパフェ食べれるよね〜美優って…」
「そこまででもなくない?
あ!シフォンちょっとちょーだーい」
「はいはい…しかし甘党ね。お菓子クラブ入ればいいのになんで断ったの?」
「うーん…なんか今なんにも入ろうとか思わないんだよね。それに!!橘さんがいるお菓子クラブに入れると思う?」
「まーそーだけど…そっか帰宅部か……」
「まぁ、そうなるね…」
「てかさー橘さんって可愛くない?」
美月がいきなり話の腰を折った。
「あぁー私も思った!!あれは相当可愛いよね」
「なーんか噂で聞いたけど、2組の高野君と付き合ってるんだって〜」
「えーあの格好いい人とー?!」
「ちょっとショックー」
「え、美月狙ってたの?」
「狙ってたまでじゃないけどー目の補強に彼女かよーみたいな?」
「うーん」
よくわからない…