それが答え〜やっぱり一緒に・・・〜
プロローグ
私の名前は、西野朱美、42歳。夫の隆司は2つ年上、結婚生活は21年目。大学2年と1年の2人の息子と4人家族。
夫とは高校の部活の先輩、後輩。憧れの2年先輩だった夫から、告白されて夢見心地のまま、交際スタ-ト。高校卒業後、すぐに就職した私は、21歳で結婚。家庭に入った。「寿退社」が女性の憧れ、「腰掛けOL」なんて言葉も、まだ生きていた時代だった。
ハネ-ム-ンベイビ-に近い状態で、長男を妊娠。更に翌年に次男を身ごもり、子育てを精一杯頑張り、家庭を守っていた私も、次男が高校入学したのを機に、近くのス-パ-にパ-トに出た。夫は、私が働きに出ることに、あまり賛成ではなかったようだが、時代の趨勢もあり、特に何も言わなかった。
そして、以来3年の月日が経った。
夫とは高校の部活の先輩、後輩。憧れの2年先輩だった夫から、告白されて夢見心地のまま、交際スタ-ト。高校卒業後、すぐに就職した私は、21歳で結婚。家庭に入った。「寿退社」が女性の憧れ、「腰掛けOL」なんて言葉も、まだ生きていた時代だった。
ハネ-ム-ンベイビ-に近い状態で、長男を妊娠。更に翌年に次男を身ごもり、子育てを精一杯頑張り、家庭を守っていた私も、次男が高校入学したのを機に、近くのス-パ-にパ-トに出た。夫は、私が働きに出ることに、あまり賛成ではなかったようだが、時代の趨勢もあり、特に何も言わなかった。
そして、以来3年の月日が経った。
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