夜だけ不良やってます!!
変化したもの
視線の変化
ピピピピピ、ピピピピピ
「………うるさいなー。」
目覚ましが置いてある方に手を伸ばして止める。時計の針は5時をさしている。まだ眠いのに…と思いながら、体をおこす。
そろそろ起きないと朝ごはんを作る時間がなくなる。
まだ完全におききってないない頭で洗面所に向かい、顔を冷たい水で洗うといくらか目が覚めた。
そこからはいつものように、朝ごはんを作り、お弁当におかずをつめていく。梨音兄の分もつめてバックに入れる。今日は、朝にも帰って来てないから、倉庫からそのまま学校に行くんだろう。学校でわたさないと。
出来るだけ、目立ちたくないなぁ…
制服をきて、家を出る。段々外の空気も暖かくなってきた。ぽかぽかとした陽の光に癒されながら、学校までの道を歩いていく。
「梨乃!おはよう!!」
ぼーっと歩いていると後ろから声をかけられた。振り向くと、彩未が走ってこちらに向かって来ていた。
「あ、彩未。おはようー」
「あれ、今日は梨音先輩たちと一緒じゃないの?」
「うん、たぶん倉庫からそのまま学校に行ってるんだと思う」
「そうなんだー。やっぱり忙しいのかな?」
「たぶんそうなんだと思うよ。」
昨日乃愛ちゃんから聞いたが、この辺の治安は最近あまり良くないらしい。その対応とかをしてるのだろう。
梨音兄の所のグループと乃愛ちゃん家は繋がってるからね。色々頼んだり、頼まれたりしているらしい。
彩未と話していると、学校乃愛ちゃん校門近くまで着いた。
こうもの前では人だかりが出来ていた。中心にいる人物は予想できるけど。
「ねぇねぇ、あれ絶対梨音先輩たちだよね!!」
「たぶんね。」
興奮気味の彩未に曖昧に答える。梨音兄達も大変だなー
「見えないかな?」
そう言って彩未は校門の所を通り過ぎる時に背伸びして、人だかりの中心にいる梨音兄たちを見ようとしている。
私もお弁当を渡したいから、近くに行きたいが無理そうなのであとでわたしにいこうかな。
「梨乃!!こっちに梨音先輩たち来るよ!!!!」
いつ渡しに行こうか考えていると、彩未が私の事をビシバシ叩きながら、伝えてきた。
さすがにこの人だかりで、後ろの方にいる私たちが見える訳ないと思うが、彩未が見ている方に目を向けると人だかりの中に道がひらけてきて、その道から梨音兄達がスタスタと歩いてきていた。
ほんとにこっちに来てる…
「梨乃ちゃんー、おはようー!」
千佳がブンブン手を振ってきたので、それに手を振り返す。
「おはよう。よくきづいたね。」
「まぁねー、長い付き合いだからー。」
そんな理由なのか。いや、凄いねほんと。
さっきまで隣にいた彩未は、軽く私の後ろに隠れながら呆然としちゃってる。
「おはよう、梨乃。昨日はちゃんと飯食ったか?」
「うん、あおくんの家で食べせてもらったよ。すごく美味しかった!!」
「よかったな」
そう言って梨音兄はふわりと頭を撫でてくれた。嬉しいけど少し恥ずかしい…
「母さんたち喜ぶよ。ちゃんとご飯食べたならよかった。」
「うん!ありがとう!」
なんて話していると、チャイムが鳴った。まずいもうこんな時間だ。
そうだ!梨音兄にお弁当わたさないと。
「梨音兄。これお弁当。」
「ん、いつもありがと。気を付けて教室まで行けよ。」
「うん、また後でね。」
梨音兄とあおくんと別れて私たちもちーくんと爽くんと一緒に教室へ行こうとしたのだが…
「彩未、彩未!!」
「は!!ご、ごめんちょっと思考停止してた!朝から、しかもこんな間近で見れてラッキーだよ!!もう泣きそう!」
「それは、よかったね。でも感動に浸ってる暇ないよ。時間ないから。」
「ほんとだ!急がないと!!」
そんな会話を彩未としていると
「ねーねー、君梨乃ちゃんの友達ー?」
とちーくんが彩未に声を掛けた。
「は、はい!彩未って言います!!」
「ふふっ、なんか面白いねー。僕は千佳ーよろしくー。」
「よろしくお願いします!」
そうか、この2人は初対面か。ちーくんはクラス違うからね。
「同い年だから、敬語じゃなくていいよー」
「は…うん!」
彩未とちーくんが友達になったみたいでよかった。と思いながら4人で教室に向かった。途中でちーくんとはクラスが違うかれ別れたけど、同じクラスがよかったな。
そんなこんなで一日を過ごしたけど、周囲の目が少しずつ変わってきていることに、少し嫌な感じを覚えた。
面倒なことにならないことを願ってその日は1日を終えた。
「………うるさいなー。」
目覚ましが置いてある方に手を伸ばして止める。時計の針は5時をさしている。まだ眠いのに…と思いながら、体をおこす。
そろそろ起きないと朝ごはんを作る時間がなくなる。
まだ完全におききってないない頭で洗面所に向かい、顔を冷たい水で洗うといくらか目が覚めた。
そこからはいつものように、朝ごはんを作り、お弁当におかずをつめていく。梨音兄の分もつめてバックに入れる。今日は、朝にも帰って来てないから、倉庫からそのまま学校に行くんだろう。学校でわたさないと。
出来るだけ、目立ちたくないなぁ…
制服をきて、家を出る。段々外の空気も暖かくなってきた。ぽかぽかとした陽の光に癒されながら、学校までの道を歩いていく。
「梨乃!おはよう!!」
ぼーっと歩いていると後ろから声をかけられた。振り向くと、彩未が走ってこちらに向かって来ていた。
「あ、彩未。おはようー」
「あれ、今日は梨音先輩たちと一緒じゃないの?」
「うん、たぶん倉庫からそのまま学校に行ってるんだと思う」
「そうなんだー。やっぱり忙しいのかな?」
「たぶんそうなんだと思うよ。」
昨日乃愛ちゃんから聞いたが、この辺の治安は最近あまり良くないらしい。その対応とかをしてるのだろう。
梨音兄の所のグループと乃愛ちゃん家は繋がってるからね。色々頼んだり、頼まれたりしているらしい。
彩未と話していると、学校乃愛ちゃん校門近くまで着いた。
こうもの前では人だかりが出来ていた。中心にいる人物は予想できるけど。
「ねぇねぇ、あれ絶対梨音先輩たちだよね!!」
「たぶんね。」
興奮気味の彩未に曖昧に答える。梨音兄達も大変だなー
「見えないかな?」
そう言って彩未は校門の所を通り過ぎる時に背伸びして、人だかりの中心にいる梨音兄たちを見ようとしている。
私もお弁当を渡したいから、近くに行きたいが無理そうなのであとでわたしにいこうかな。
「梨乃!!こっちに梨音先輩たち来るよ!!!!」
いつ渡しに行こうか考えていると、彩未が私の事をビシバシ叩きながら、伝えてきた。
さすがにこの人だかりで、後ろの方にいる私たちが見える訳ないと思うが、彩未が見ている方に目を向けると人だかりの中に道がひらけてきて、その道から梨音兄達がスタスタと歩いてきていた。
ほんとにこっちに来てる…
「梨乃ちゃんー、おはようー!」
千佳がブンブン手を振ってきたので、それに手を振り返す。
「おはよう。よくきづいたね。」
「まぁねー、長い付き合いだからー。」
そんな理由なのか。いや、凄いねほんと。
さっきまで隣にいた彩未は、軽く私の後ろに隠れながら呆然としちゃってる。
「おはよう、梨乃。昨日はちゃんと飯食ったか?」
「うん、あおくんの家で食べせてもらったよ。すごく美味しかった!!」
「よかったな」
そう言って梨音兄はふわりと頭を撫でてくれた。嬉しいけど少し恥ずかしい…
「母さんたち喜ぶよ。ちゃんとご飯食べたならよかった。」
「うん!ありがとう!」
なんて話していると、チャイムが鳴った。まずいもうこんな時間だ。
そうだ!梨音兄にお弁当わたさないと。
「梨音兄。これお弁当。」
「ん、いつもありがと。気を付けて教室まで行けよ。」
「うん、また後でね。」
梨音兄とあおくんと別れて私たちもちーくんと爽くんと一緒に教室へ行こうとしたのだが…
「彩未、彩未!!」
「は!!ご、ごめんちょっと思考停止してた!朝から、しかもこんな間近で見れてラッキーだよ!!もう泣きそう!」
「それは、よかったね。でも感動に浸ってる暇ないよ。時間ないから。」
「ほんとだ!急がないと!!」
そんな会話を彩未としていると
「ねーねー、君梨乃ちゃんの友達ー?」
とちーくんが彩未に声を掛けた。
「は、はい!彩未って言います!!」
「ふふっ、なんか面白いねー。僕は千佳ーよろしくー。」
「よろしくお願いします!」
そうか、この2人は初対面か。ちーくんはクラス違うからね。
「同い年だから、敬語じゃなくていいよー」
「は…うん!」
彩未とちーくんが友達になったみたいでよかった。と思いながら4人で教室に向かった。途中でちーくんとはクラスが違うかれ別れたけど、同じクラスがよかったな。
そんなこんなで一日を過ごしたけど、周囲の目が少しずつ変わってきていることに、少し嫌な感じを覚えた。
面倒なことにならないことを願ってその日は1日を終えた。