紅の月に染まる人形
第一章

始まり

?「奏ー?春馬くん来たでー!早よ行きや!」

?「春馬もうきたん?」

んー、やっとご飯食べ終わったのに!

え?でも卒業式まで1時間以上あるやん

?「あぁぁ!!ほら!奏!はよ、着物着な!」

えー、卒業式やからって着物着んの!?いやや!

奏「え?あ、わかった、先に春馬に上がってもらうわ」

?「奏、もう、おじゃまさしてもらってるで」

え?春馬はや、
てか、

奏「お前も着物かいな!」

春「当たり前やん、先月からみんな着物にしよって言っとたやんか、、」

え?
言っとったけwww

春「はぁー、あー、お前の記憶力がクソほど低いの忘れとったわ」

奏「すまん、すまんw」

?「よし!終わりと!ほら!奏行っといで、ごめんやで今日はお姉ちゃん行けそうにないわ」
・・・・
奏「わかった、お仕事頑張ってな、おばさん」

お「やからぁぁ!おばさん言う歳ちゃうわ!」

あ、やっちゃった( ﹡・ᴗ・ )b
ま、いっか

奏、春「ほな、いってきまーす」

お「いってらっしゃい、春馬くん奏のこと頼んだで」

なんや、頼んだでって

春「?あ、うっす」

お「よし!じゃ!最後の小学校がんばってきいや!」

ん?なんやろ
いつもとテンションがちゃう

卒業式やからか?
わからんわ

とりま、なんか隠してるちゅうことはよーわかった

お「奏、あんたは1人ちゃう、みんな居る。例えあたしが死んでも。ごめんな、おばさんもう死んじゃうねん(ボソッ あ、自分でおばさん言うてもた」

この囁きは奏達には聞こえなかった
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