紅の月に染まる人形
気付いたら森?の中にいた

奏「っ、痛った」

やべ、これ腕折れてんじゃねぇの

あ、大丈夫や、動かせるから折れてへん
よかった

とりあえずここから出んと


トコトコトコトコトコトコ


奏「…………て!ここどこやねーん!」

めっちゃ歩いてんのに全然町らしきとこに出えへんのはなんでやねん!

そら、この森がそんだけデカい言うんはようわかった


でも!
デカいっちゅうても程があるやろ!




ガヤガヤ

あ?
町か?ここ
騒がしくなってきたから町かな?


ドンッ!

痛て

奏「あ”?誰だよ」

?「お前こそ誰や!俺様にぶつかっておいて謝りもせんとは!」

はぁ?
何こいつ
頭いかれてんじゃね?

奏「お先にぶつかったのはあなたではありまへんか?」

すると男は

?「かー!なんなんだお前!俺は弱っこい庶民を守る武士だぞ!?お前も俺に守られたことぐらいあるだろ!?」

は?
何言っちゃってんの
俺はこの時代に来たの初めてなんですけどぉw

奏「え?でもさー。今俺にぶつかって怒ったやろ?守る人間はそんなちっちゃい事で怒らんはずやろククッ、馬鹿だね」

?「お前!調子に乗るのは今のうちや!斬ったる!」

ほらね、
斬る斬るって

奏「チッ、命の重みも知らねぇクズがなに軽々しく斬るなんか言ってんだよ」

まじだる

奏「大切な人を亡くした事あんのかよ!?」

?「あ”?そんなもの!あるわけないに決まっとるやろ!」

奏「じゃ、軽々しく斬るなんか言うな。命の重みを知ってからよう考え」

?「クッ、糞餓鬼がぁぁぁぁぁぁ!!死ねぇぇぇぇ!」

シュッ

奏「チッ」

痛てぇ
急すぎて避けきれなかった
頬が切れたじゃねぇか

?「ふっ、ざまぁねぇな」

プチッ

通行人「プチッ?」

奏「あ"?お前がいきなり刀投げてきたんやろ。調子来いとったら痛いめ見るで」

ドカッ

バタッ

(わぁお奏くん強いんだね(棒) by作者)

いやw作者がそうしたんやろ

てか、俺、実は強かってんなwww

つかこいつ弱っwww
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