涙の裏側 ~もう一人の私~
「舌打ちはないんじゃないですか!!」と怒鳴っていた。
「はぁ?!」と言って固まる男と
「プッ!!」と吹き出すマスター。
男は、私を無視して
「このガキ、お前の??
ウルサイ。」とマスターに告げた。
五月蝿い?!
ガキ?!
失礼な言葉に、益々怒っていたら
「この人は、barのマスター。
今からお仕事なの。
こっちは、咲ちゃん。
二十歳の幼稚園の先生。」とマスターが紹介してくれた。
迷惑をかけたマスターの手前
怒りを納めて、ペコリと頭を下げ
「タンポポ幼稚園に勤めています。
加山咲です。」と挨拶した。
「……………気ぃ強ぇ女。」
「はぁ!?」
思わず睨む私に
「幼稚園の先生じゃなくて、園児じゃないの?」ってクスクス笑ってる。
イライラする私に
「オイ、からかうなって。
咲ちゃん、ごめんね。
はい、これは俺からのサービスね!
失礼なヤツだけど、根は良いから許してやって。」となだめるマスター。
カウンターに差し出されたのは……………
硝子の器に入ったプリン。
「あっ…………それ、俺の…………」
さっきとは明かに違う表情の俺様男。
えっ!?
このプリン……………あの男の??
「プッ!
アハハハ!!」
今度は思いっきり笑ってやる。
「はぁ?!」と言って固まる男と
「プッ!!」と吹き出すマスター。
男は、私を無視して
「このガキ、お前の??
ウルサイ。」とマスターに告げた。
五月蝿い?!
ガキ?!
失礼な言葉に、益々怒っていたら
「この人は、barのマスター。
今からお仕事なの。
こっちは、咲ちゃん。
二十歳の幼稚園の先生。」とマスターが紹介してくれた。
迷惑をかけたマスターの手前
怒りを納めて、ペコリと頭を下げ
「タンポポ幼稚園に勤めています。
加山咲です。」と挨拶した。
「……………気ぃ強ぇ女。」
「はぁ!?」
思わず睨む私に
「幼稚園の先生じゃなくて、園児じゃないの?」ってクスクス笑ってる。
イライラする私に
「オイ、からかうなって。
咲ちゃん、ごめんね。
はい、これは俺からのサービスね!
失礼なヤツだけど、根は良いから許してやって。」となだめるマスター。
カウンターに差し出されたのは……………
硝子の器に入ったプリン。
「あっ…………それ、俺の…………」
さっきとは明かに違う表情の俺様男。
えっ!?
このプリン……………あの男の??
「プッ!
アハハハ!!」
今度は思いっきり笑ってやる。