つかまえた!
「航、何とか言いなさいよ!」
「何が原因??」
「まさか浮気じゃないでしょうね??」
「あぁ~!もう!
言えるんだったら、相談してます!!
僕にもどうしようもないから、困ってるんです!!
…………………ホントに……………助けて下さいよ………………。」
僕の逆ギレに、五月蝿かった部屋は
シンとする。
ポンと僕の肩を叩いた悠人先生が………
「航…………お前が辛そうにしてるのは分かる。
けど………海晴先生は………もっと苦しそうだ。
言えないなら、お前が解決しろ。
大切なら尚更。
…………………………今日、海晴先生が辞表を提出した。
3月いっぱいで辞めたいと。」
ヒィッっと……………息を飲む声がしたと思ったら…………
「だったら、航君が辞めて!
航君がクビ!!
海晴ちゃんは、私が守る。
航君を見るのが辛いのなら…………航君が居なくなって!!」
そう言うと………子供のように泣き出した唯ちゃん。
初恋の彼女に『辞めろ』と言われたこともショックだけど………
あれ程大人しい唯ちゃんが
誰より早くみぃを守ろうとしたことの方が
よりショックだった。
僕には出来てないことだったのに…………。
「何が原因??」
「まさか浮気じゃないでしょうね??」
「あぁ~!もう!
言えるんだったら、相談してます!!
僕にもどうしようもないから、困ってるんです!!
…………………ホントに……………助けて下さいよ………………。」
僕の逆ギレに、五月蝿かった部屋は
シンとする。
ポンと僕の肩を叩いた悠人先生が………
「航…………お前が辛そうにしてるのは分かる。
けど………海晴先生は………もっと苦しそうだ。
言えないなら、お前が解決しろ。
大切なら尚更。
…………………………今日、海晴先生が辞表を提出した。
3月いっぱいで辞めたいと。」
ヒィッっと……………息を飲む声がしたと思ったら…………
「だったら、航君が辞めて!
航君がクビ!!
海晴ちゃんは、私が守る。
航君を見るのが辛いのなら…………航君が居なくなって!!」
そう言うと………子供のように泣き出した唯ちゃん。
初恋の彼女に『辞めろ』と言われたこともショックだけど………
あれ程大人しい唯ちゃんが
誰より早くみぃを守ろうとしたことの方が
よりショックだった。
僕には出来てないことだったのに…………。