つかまえた!
ここが駅だと思い出した僕達は

田舎で繰り広げたラブシーンに恥ずかしくなり

そそくさと移動することに。

「これから、どうするつもり?」

みぃの質問に

こんなに田舎だと思ってなかった事。

実家までの距離を聞いて、泊まる事を勧められたけど……

泊まるところも分からないこと。

明日、実家に行ってみようと思ったけど………

何か考えがあった訳ではないことを話した。

「ようは、行き当たりばったりの計画なしってこと?
おまけに、行ってすることも決めてないんだ。」

呆れるみぃに、返す言葉もない。

「……………………………………ありがとう。」

「えっ。」

「だから!!
ありがとうって言ったの!!
行き当たりばったりで無計画でも………………
私のことを……………どうにかしようと動いてくれたんでしょ。
……………………だから。」

「……………………うん。」

ホントは、計画立てて確実に助けたかったんだけど……

行って見てからじゃないと……………

みぃの情報が、無さすぎだから。
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