俺の新妻~御曹司の煽られる独占欲~
 

「そ、そうですか……。邪魔じゃないなら、よかったです」

うるさい心臓を鎮めようと深呼吸したけれど、ドキドキしすぎて私の声は少し裏返っていた。

これじゃ、動揺してるのがバレバレだ。
せめて真っ赤になった顔を見られたくなくてうつむくと、和樹さんは短く笑い掴んでいた私の手を放してくれた。






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