ワタシの秘密(黒王子VS地味子)
私があわてて横を向くと廉の手が伸びてきて私の顔を自分のほうに向けた。




「あわてすぎ。」




だって、、、。



廉はそう言うと起き上がって私の隣に座った。





下を向く私に廉はクスっと笑うと空を見上げた。




かっこいいなぁ。



廉のこの優しい顔を見てると胸がドキドキする。




「心寧って髪きれいだよな。」




そう言ってふとこっちを見たかと思うと私の髪を梳き始めた。




ドキドキしてる心臓は余計にドキドキして、、、。




「そ、そうかな?」




私はドキドキしてるのがばれないように言葉を発した。




「なんかこんなとこでこんなことしてるといけないことをしたくなる。」




いけないこと、、、?




私が首をかしげてたからなのか廉はクスッと笑った。




「こういうこと。」




「っ、、、!」




廉はそう言って髪の毛にキスをした。




「れ、廉、、、。」




私は恥ずかしさでいっぱいで下を向いた。
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