ワタシの秘密(黒王子VS地味子)
、、、?




なんのことだろ?




「まあいいや。そのうちわかる。今は俺のいうこと全部聞いとけ。」




さんざんうなった後、廉に抱きしめられてそう言われた。




なんだ、その俺様発言は。




でもそれは逆らいたくないことで。




「うん、、、。」





素直に返事をしてしまった。




「やけに素直だな。」




「別に、、、。」




「まああそういうとこもかわいいけど?」




「っ、、、!」




この男はわかってやんてるんだろうか?




みみもとで言われたら迫力やばいんですが、、、?




「そ、そんなことないもん!!!!もうい、行くよ!!」




真っ赤になっているのを隠すために廉から慌てて離れた。




そして残念がっている廉の手を引っ張って私たちは来た道を戻った。







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