ワタシの秘密(黒王子VS地味子)
「あ、あれだ!!ちょっと今後の心寧の進路のことでな。」




おー!!それだ!!




涼ナイス!!!




「そ、そうなの!!!」




「でも社長がタレントのこと家に呼ぶとかありえないけど。」




「あ、、、。」




私と涼は廉の言葉に固まった。




どうしよ、、、。




「涼、心寧。もうやめろ。勘のいいこいつをだますなんて無理だろ。」




龍雅の言葉に私たちは静かに座った。




そうだよね、、、。




だますなんて無理か。




でもほんとのこと話すの、、、?




そ、それはやだ。




だって聞いたら、知ったら引かれるでしょ?




離れて行っちゃうでしょ?




廉と入れることもなくなるでしょ?




「まあとりあえず明日もっかいここにこい。心寧もな。明日話すか決める。」




「わかった。」




廉がそう答えたのを見てどうしようもなく不安になった。




零丁のこともあるのにどうしよ、、、。




私しっかりしなきゃいけないのに、、、。




私はまた一人になるのかな?
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