ワタシの秘密(黒王子VS地味子)
「来たか、心寧。」




「う、うん。」




私が涼の家につくともう全員そろっていた。




廉の顔を見るのが怖い。




涼ってばどうやって話すんだろ。




私はちょこんと涼の横に座った。




へっ、、、!?




ちょ、めっちゃ怖いんだけど、、、!!




ふと廉をみるとこっちを睨んでいた。




な、なんで睨んでんの?




私なんかしたっけ?




あ、、、。そっか、かいぶつがなんでこんなとこにいるんだって思ってるんだね。




そりゃそうだよね、、、。




私がいていい場所じゃないよね?




私は涙がこぼれないように下を向いた。




「廉、顔。」




「うるせぇ。早く話せ。」




「はいはい、わかってるよ。心寧いい?」




「えっ、、、?う、うん。」




話すしかないよね。引かれて仕方ないや。



大丈夫、大丈夫。




小さいころからこんなの慣れっこなんだから。




私は覚悟を決めて顔をあげた。




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