ワタシの秘密(黒王子VS地味子)
そんなことを考えているといつのまにか俺は兄貴の部屋に戻っていた。




「わかったか。」




「ああ。確かにすげぇわ。」




こんなすごい力見たことない。




これが俺の率直な感想だった。




「心寧の力は廉もわかるように偉大だ。とんでもない力をもっている。だからこのネックレスで力を2分の一に抑えてるんだ。」




まじかよ、、、。




あれで2分の一かよ、、、。




こいつどんなけすごい力もってんだよ。




「5歳の時に力が目覚めたんだ。そん時でもこいつの力はすごかった。だからこそこいつの能力を奪おうとしてるやつらが心寧を襲ってくる。」




確かにそうか。




こんだけすごい力をもってたら狙われるわな。




「だから俺らは誰にもばれないようにこいつも存在を隠している。って言っても西瀬心寧という存在をだけどな。この世界ではココネで通ってる。ココネと聞いたら知らない奴はいないだろう。ココネが西瀬心寧って言うのは幹部以上しかしらない。」




そういうことか。




だから俺も知らなかったんだ。





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