ワタシの秘密(黒王子VS地味子)
「力があってもなくても心寧は心寧だろ?それにお前は今まで一人でみんなを支えてきたじゃねえか。役に立ってきたじゃねえか。心寧に感謝してるやつはいっぱいいるはずだぞ?」




そうなのかな、、、?




「俺は気持ち悪いとかじゃなくてむしろすげぇなって思うけど、、、?その力で自分のできることを精いっぱいやってきてるんだから。」




「うぅっ、、、。れ、れんっ、、、。」




廉の優しい言葉に私は廉に抱き着いた。




「どこにもいかない?嫌いにならない?怪物だと思わない、、、?」




「ああ。どこにも行かねえし、嫌いにならないし、怪物だとも思わねぇよ。お前は頑張りすぎだとは思うけどな。」




そういって私をぎゅっと抱きしめてくれる廉。




「お前は俺の隣で笑ってればいいんだよ。」




れん、、、。




「ありがと、、、。」




私はこの時、本気で生きててよかったって思った。




本当の私を認めてくれる人がいた。




受け入れてくれる人がいた。




廉を好きになってよかったなって私は思った。




神様、廉と出会わせてくれてありがとう。




心の底から私は感謝した。
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