ワタシの秘密（黒王子VS地味子）

鈴村世那。




ここの事務所のタレントで私と同い年。




夢愛の次に仲良かったりする。




世那も子役のころからいてもう私たちと何十年の付き合いになるんだ。




そんな私の大切な世那を襲った？




そんなやつ許すわけないでしょうが。




「鈴村は今、病院だ。」




「びょ、びょういん、、、？なにかされたの！？」




「鈴村が路地で倒れているところを見つかって警察が病院まで運んでくれたんだ。」




もしかしてけがとか、、、。




命が危なかったらどうしよう！？




私の中で悪い考えがいっぱい浮かんだ。




「鈴村にけがはない。」




へぇ、、、？




「よかったぁ～、、、。」




世那ケガないんだ。




安心したー、、、。




「けど。」




けど、、、？





「なにかあったの、、、？」




なんか嫌な予感がする、、、。




「鈴村の体は異常ない。だけど鈴村はなにも覚えてない。」




「はっ？」




龍雅の言葉に私は凍り付いた。




「家族のことも周りのこともなにも覚えてないんだ。」




私は龍雅の言葉に絶句した。




なにも覚えてない、、、？




そんなこと普通の人にできるのだろうか、、、？




いやできるはずがない、、、。




だけど私は自分の考えを間違えだと思いたかった。














、、、これが超能力者の仕業であるということを、、、。