ワタシの秘密(黒王子VS地味子)
次の日、私は世那に会いに行った。




「キャー!!!」




病院の廊下を歩いていると突然声が聞こえた。




おそらくそれは世那の声だろう。




私は慌てて世那の病室のほうへ走った。




「せ!な、、、。」




私は思いっきり入ろうとしたけどドアで止まった。




いや、入れなかったのだ。







、、、だってこの状況があまりにも残酷すぎたから、、、、。






世那はというと目の前にいる家族に泣いておびえていた。




まるで敵を見るように、、、。




もちろん家族がなにかをしたわけじゃない。




家族の人も困っているようだった。




あまりにもこんなの、、、、。




私は胸がいたくなった。




だってこんなのってないでしょ?




急に家族に拒絶されたら誰だって、、、。

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