ワタシの秘密(黒王子VS地味子)
おばさんたちが言うにはあの日、事件があった日、夕方帰ってくると言っていた世那が夜中になっても帰ってこなかったらしい。
最初はだれかと遊んでいるんではないかと思ったけどさすがに夜中になっても帰ってこないので心配だったらしい。
その時の朝の世那の様子はいつも通りで家族仲良くしゃべっていた。
おじさんがそう言った。
それで警察に連絡しようとしたところ逆に警察からかかってきて病院へ行ってみるとこんな状態だったらしい。
その時から看護師さんにも家族にも、人間におびえていたらしい。
この一日で世那になにがあったのか。
「ほかになにかありませんか?些細な事でもいいです。なにか。」
「あっ、、、。そういや私11時くらいにメールが入ってた。」
私の言葉を聞いてぽつんと奈那ちゃんがつぶやいた。
「11時くらい?」
私がそう聞くと奈那ちゃんが私のほうに顔をむけて話してきた。
「うん。私、お姉ちゃんと3時くらいに服を買いに行く約束してたんだけど用事が入ったっていってキャンセルしてきたんだ。人に会うっていってた。」
「人、、、?」
人、、、。
普通に考えてその人が世那をあんな風にしたってことだよね。
最初はだれかと遊んでいるんではないかと思ったけどさすがに夜中になっても帰ってこないので心配だったらしい。
その時の朝の世那の様子はいつも通りで家族仲良くしゃべっていた。
おじさんがそう言った。
それで警察に連絡しようとしたところ逆に警察からかかってきて病院へ行ってみるとこんな状態だったらしい。
その時から看護師さんにも家族にも、人間におびえていたらしい。
この一日で世那になにがあったのか。
「ほかになにかありませんか?些細な事でもいいです。なにか。」
「あっ、、、。そういや私11時くらいにメールが入ってた。」
私の言葉を聞いてぽつんと奈那ちゃんがつぶやいた。
「11時くらい?」
私がそう聞くと奈那ちゃんが私のほうに顔をむけて話してきた。
「うん。私、お姉ちゃんと3時くらいに服を買いに行く約束してたんだけど用事が入ったっていってキャンセルしてきたんだ。人に会うっていってた。」
「人、、、?」
人、、、。
普通に考えてその人が世那をあんな風にしたってことだよね。