ワタシの秘密（黒王子VS地味子）
大切なものを守る覚悟
「またやられた、、、。」




あれから2週間後、事件は解決するどころか悪化していった。




それと同時に私の体調も悪化していった。




変に吐き気が多くなったり頭痛がひどい。





そして事件は世那の事件の1週間後に私と同じグループにいる桃子がそして今日、つまり世那の事件から2週間後に同じく一緒のグループの祐希が世那と同じ状況になった。




どっちもグループの中では私と比較的に仲がいいんだ。




桃子も祐希も世那みたく怯え怖がる毎日だった。




だけどそんな中で一つ共通点を見つけたことがある。




3人の共通点。




「心寧どうだ？」




事務所の社長室。




そこで私たちは事件のことを話していた。




「うん。さっき桃子と祐希のお母さんに会ってきたんだ。そこで3人の共通点を見つけた。一つは誰かに呼び出されて行ったこと。二つ目は呼び出される一週間前からある一定の時間になると必ずどこかに出かけるんだって。そして帰ってきた後はみたことないくらい上機嫌らしい。」





私は3人に今日見つけたことを話した。




「なるほどな、、、。」




涼はそういうとそれっきり黙ってしまった。




黙るのやめてくれるかな、、、。




部屋はしばらく静寂に包まれた。




涼も正も龍雅も静かに考え込んでいる。




私は隣に座っている涼をじっと見つめた。




「どうする？もう一人必要か？」




「へ？」




突然の龍雅の言葉に私は間抜けな声をだした。




う～ん、、、。必要かな、、、？




でもあんまりいてもなー、、、。




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