ワタシの秘密(黒王子VS地味子)
「辛いか、、、?」




「うん?大丈夫だよ。心配しないで。」




辛いけど廉に心配かけないようにできるだけ笑って言った。




「辛いくせに。俺には気ぃ使わなくていいんだよ。」




廉、、、。




「ずっと抱え込んでるほうが心配だ。ほら、辛いか、、、?」




「う、うん、、、。ちょっと辛い、、、。頭痛とね吐き気がするの。あとなんかだるい、、、。」





廉の言葉を聞くと自然とすなおになれるから不思議だ。




「そうか。」





廉はそれだけいうと私の両脇をもって廉の膝に私を寝かせた。




「廉!?」




びっくりして慌てて起き上がろうとすると廉に止められた。




「しんどいんだからおとなしく寝てろ。床で寝るよりはましだろ。」




そう言って廉は優しく頭をなでてくれた。




「ありがと、廉。」




「ん、おやすみ。」




私は廉の言葉を聞くと目を閉じた。




廉の隣にいると不思議と痛みが和らいでいくような気がする。




私は廉の温かさを感じながら夢へと引きずり込まれた。




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