ワタシの秘密(黒王子VS地味子)

龍雅Side

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そしてその1か月後、また下っ端を集めていきおいを取り戻した鷹との大きな戦いが始まった。




俺たちは鷹のリーダーに言われるまで気づかなかった。




心寧の異変を。




術を、、、。




あとリーダーだけになったとき心寧はもう倒れる寸前の状態だった。




「お前たちはその小娘の隣にいてなんにも気づかなかったのかい?俺たちが強力な術をかけたことを。」




そう言われたときは本気で殴りそうになった。




それ以上に自分に腹が立った。




俺は如月のリーダーだ。




一番大切な心寧を守れなくてどうする。




あの時の心寧は正直言って怖かった。




俺ですら止めれなかった。




だって心寧が久しぶりに暴走してたから。




零丁と重ね合わせてたんだと思う。




あいつは一瞬で鷹のリーダーをやっつけた。




ほんとに一瞬だった。




そしてあいつはその場で倒れた。




その時俺はこいつを行かせたことを後悔した。




心寧が死にそうで怖かった。




俺が気づいてやならければいけなかったのに。




守ってやれなくてごめんな、心寧。




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