ワタシの秘密(黒王子VS地味子)
「うぅ、、、。」




それにしてもほんとに恥ずかしすぎる。




で、でもわたしのことを考えて着替えさせてくれたんだよね?




「あ、ありがと。なにからなにまで、、、。れんがいてよかった。」




私は恥ずかしいので廉に思いっきり抱き着き、顔を胸にうずめて小さな声でつぶやいた。




「・・・」




あ、穴があったら今すぐ入りたいっ!!




「ここね。」




呼ばれたけど今、顔あげたら真っ赤なのばれちゃう。




「こ~。」




でもむしはだめだしね。




私はおそるおそる上を向いた。




「んっ、、、。」




顔が真っ赤なことなんて全然気にしなくてよかったんだ。




だって上を向いたとたん廉の甘いキスが降ってきたんだから。




「ふっ、、、んんっ、、、!」




激しいけど優しい。




私をドキドキさせるのには十分なキスだった。




「んっ、、、。ふっ、、、んっ、、、。」




二人の甘い水音が部屋に響き渡る。




「あっ、、、んっ、、、!」




私が甘いキスにくらくらになっているとふと胸のほうに違和感を感じた。




「ちょっ、、、んんっ、、、!」




その正体はやつの手。




私の服の中で器用に動き回っている。




「あっ、、、。」




犯人は私の前にいるこいつ。




「ちょっと、、、、れっ、、、!」




「黙ってろ。」




ふとした時にしゃべろうとした私に廉はまた唇を奪った。




「ふ、、、、んっ、、、。あっ、、、、!」




廉はあろうことか私の胸をもみだした。




「だっ、、、め、、、あっ、、、!」




私じゃない声が口から洩れる。




私の頭はくらくらでもう限界。




っていうかいつの間にボタン外してんのよ。
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