ワタシの秘密（黒王子VS地味子）

「あの日、私はまだ小学生でした。まだ慣れない道に怖くて下ばかり向いてましたの。すると私は高校生くらいの男の子たちにぶつかってしまい怒った男の子たちに突き飛ばされた。そこを廉様が助けてくださったのよ。」





廉、そんなことしたんだ。





意外、、、。





あの俺様廉がやること？





「んだよ。」





「いや、、、。」





不思議に思って廉を見ると廉が不機嫌そうな顔でこっちを見てきた。





人違いじゃないの？





まあそこはいいか。





「あの日私は廉様に一目ぼれした。だからその場で告白したのよ。人生初のね。」





へぇ～。





って告白！？





さ、さすが麗衣ちゃん、、、。





笑わずにはいられない。





麗衣ちゃんらしすぎる。





私がまた廉を見ると廉は目線だけでこっちを見た。





「ん？」





「告白されたの、、、？」





「ああ、そういやされたわ。いきなりすぎて覚えてる。」





されたんだ、、、。





さすが廉様。いつでもどこでもモテ男ですね。





そして好きって廉に言った麗衣ちゃんにちょっとだけ嫉妬する。





廉は私のなんて言えないけどなんて言うかやっぱり好きって気づいたら嫉妬しちゃう。





「でも廉様はそんな私の告白を断った。そしてこういったのよ。大人になってきれいになってたらねって。」





、、、。





「このチャラ男、バカ、変態、エロ男、、、。」





「んな堂々と悪口言うなよ。」





小さい声で言ったつもりだけど廉には聞こえてたらしい。





それをいいことに私は廉を思いっきりにらんだ。





やっぱり廉はナイスボディーの人がいいんだね。





自分で思って泣きそうになる。





バカみたい私。





告白するとかいっちゃって。