ワタシの秘密(黒王子VS地味子)
「なにをするつもり、、、?」
二人が出て行って麗衣ちゃんはなにかされると思ったのかおびえながらこっちを見る。
「なにもしないよ。ただ二人で話がしたかっただけ。」
私はそう言って壁にもたれた。
「最初、私はどうやってみんなが呼び出されたのかわからなかった。」
だってみんなが麗衣ちゃんについていくわけないんだもん。
でも方法なら一つだけあった。
「私を使った。そうでしょ?」
麗衣ちゃんは多分ついてこなかったら私を殺すとかなんかといったのだろう。
自惚れるわけじゃないけどでもみんなの共通点って私しかないから。
「私、世那たちが襲われたとき、本気で犯人を消してやるって思ってた。」
「じゃあ消せばいいじゃない!!あなたなら私なんて簡単に消せるでしょう!」
そう思ってたよ。
すぐに消してやるって思ってた。
でもこの子は純粋だから。
だから、、、。
「なによ、、、。」
「えっ、、、?」
麗衣ちゃんはそう小さくつぶやいた。
「なによ!!あなたに私の気持ちなんてわからないでしょ!?あなたは何の思いもなくすぐに廉様の隣にいれた!私はずっと努力してきたのよ!そんな私と一緒にしないで!!!」
麗衣ちゃん、、、。
「あなたを使えばみんな何も言わずについてきた。それが悔しかった。」
「麗衣ちゃん、私は麗衣ちゃんの気持ちなんてわからない。だけど純粋に廉を好きだったってことはわかるよ。」
だって好きなんだもん。
しょうがないよね?
「でも、あなたは廉様に求められた。周りの人にもたくさん求められた!みんなあなたを求めた!」
えっ、、、?
「私より好かれる奴なんて許せなかった。だからあなたを傷つけようと思った。自分より周りを大切にするあなたなら一番傷つくでしょ?大切な人たちを苦しめられるほうが。」
えっ、、、。
私は麗衣ちゃんの言葉に絶句した。
唯一解けなかった謎がとけた。
なんで私より周りを狙うのって思ってたから。
そんなのに世那たちは利用されたの?
なにそれ。
「そんなの許されないに決まってる。」
「そんなのどうでもよかったのよ。廉様だけ手に入ってくれれば。」
廉はものじゃないのに。
麗衣ちゃんは廉を全然見てない。
「あなたにはわからないでしょうね。」
うん。もの扱いする気持ちなんてわからない。
だって廉は人だよ?
だけど私は、、、。
二人が出て行って麗衣ちゃんはなにかされると思ったのかおびえながらこっちを見る。
「なにもしないよ。ただ二人で話がしたかっただけ。」
私はそう言って壁にもたれた。
「最初、私はどうやってみんなが呼び出されたのかわからなかった。」
だってみんなが麗衣ちゃんについていくわけないんだもん。
でも方法なら一つだけあった。
「私を使った。そうでしょ?」
麗衣ちゃんは多分ついてこなかったら私を殺すとかなんかといったのだろう。
自惚れるわけじゃないけどでもみんなの共通点って私しかないから。
「私、世那たちが襲われたとき、本気で犯人を消してやるって思ってた。」
「じゃあ消せばいいじゃない!!あなたなら私なんて簡単に消せるでしょう!」
そう思ってたよ。
すぐに消してやるって思ってた。
でもこの子は純粋だから。
だから、、、。
「なによ、、、。」
「えっ、、、?」
麗衣ちゃんはそう小さくつぶやいた。
「なによ!!あなたに私の気持ちなんてわからないでしょ!?あなたは何の思いもなくすぐに廉様の隣にいれた!私はずっと努力してきたのよ!そんな私と一緒にしないで!!!」
麗衣ちゃん、、、。
「あなたを使えばみんな何も言わずについてきた。それが悔しかった。」
「麗衣ちゃん、私は麗衣ちゃんの気持ちなんてわからない。だけど純粋に廉を好きだったってことはわかるよ。」
だって好きなんだもん。
しょうがないよね?
「でも、あなたは廉様に求められた。周りの人にもたくさん求められた!みんなあなたを求めた!」
えっ、、、?
「私より好かれる奴なんて許せなかった。だからあなたを傷つけようと思った。自分より周りを大切にするあなたなら一番傷つくでしょ?大切な人たちを苦しめられるほうが。」
えっ、、、。
私は麗衣ちゃんの言葉に絶句した。
唯一解けなかった謎がとけた。
なんで私より周りを狙うのって思ってたから。
そんなのに世那たちは利用されたの?
なにそれ。
「そんなの許されないに決まってる。」
「そんなのどうでもよかったのよ。廉様だけ手に入ってくれれば。」
廉はものじゃないのに。
麗衣ちゃんは廉を全然見てない。
「あなたにはわからないでしょうね。」
うん。もの扱いする気持ちなんてわからない。
だって廉は人だよ?
だけど私は、、、。