ワタシの秘密(黒王子VS地味子)
まって、、、。




もう無理。もたない、、、。




「れ、、、んん!!はぁ~んっ!」




廉の優しくて強引なキスに私は力がなくなって廉にもたれかかった。




「おっと、、、。」




それを廉がすかさず抱えてくれた。




「そんなんじゃ本番もたねえな?」




フッと笑う廉。




「本番はこんなキスしないでしょ。」




だいたいなんで私なんかに。




でもきっと今日のは逃げようと思えば逃げることができたはず。



おそらくあの甘い罠から逃げ出そうとした自分はいない。
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