ワタシの秘密(黒王子VS地味子)
「はい、カット!!オッケー!」




ワンカット目終わった、、、。




こんなのが今日半日続くのか、、、。




そう思うとなんかつらい。




「おい。」




「廉、、、。」




私がため息をついていると廉が隣に来た。




「何、勝手に決めてんだよ。俺、何にもいってないんだけど?」




それを聞いてお昼のことを思い出した。




「別にあれでよかったじゃん。私と行くのいやだったんでしょ。だったら最初からいえばよかったのに。ごめんね、私のせいで気を使わせちゃって。」




「は?お前何言ってんの。」




あぁ、もうだめだ。私泣きそう。




自分で言って何、傷ついてんだろ。




「わ、私、準備あるから行くね。」




私は涙をこらえて廉から逃げた。




何にもわかってないよ、廉は。




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