「Last note」〜矢崎円香の恋慕事情。
この人、橋の上にいるなら
川に飛び込んで泳いで逃げる事も可能なのに。
何故かその手段を取らない。
それどころか、川から離れて橋の中央にいる。
"flame"は、火の特性……。
もしかしたら、この人……!!
「撃たないでいいです!!」
私は2人に叫んだ。
2人は私の発言に疑問を持ってくれたよう。
顔を見合わせて何か話し込んでいる。
ーーー
「撃たないでいい…だと?」
「難波くん、必ず捕まえる隙は出てくる。
逃すなよ?」
「はい、逃がしません。」
その時、私と"flame"の後ろから、
エンジン音を鳴らしながら車が近づいてきた。
川に飛び込んで泳いで逃げる事も可能なのに。
何故かその手段を取らない。
それどころか、川から離れて橋の中央にいる。
"flame"は、火の特性……。
もしかしたら、この人……!!
「撃たないでいいです!!」
私は2人に叫んだ。
2人は私の発言に疑問を持ってくれたよう。
顔を見合わせて何か話し込んでいる。
ーーー
「撃たないでいい…だと?」
「難波くん、必ず捕まえる隙は出てくる。
逃すなよ?」
「はい、逃がしません。」
その時、私と"flame"の後ろから、
エンジン音を鳴らしながら車が近づいてきた。