俺は、君と恋がしたい。
「あっ、そだ。ゆう!
女嫌いのアンタに申し訳ないんだけど
明後日、空いてるよね??ちょっと
母さんの手伝いしてくれる?お小遣いあげるから!」

唐突に、母親から
必死にお願いされる。

「空いてるよね…って…いや、
まだ、バイトしてないし、空いてるけど…
何?なんの仕事?」

俺は、女嫌いの部分が引っ掛かり
すぐ様、怪訝そうな顔で問いただした。

「え?介護よ?母さんの行ってる…
明日、人手不足だわ、荷物重たいわで
運べる人いないんよね…
ただ、荷物下ろして、中に、運ぶだけ。
また、女性っていっても、母さんくらいの
人しかしないんだけどね…ハハハハハハ…」

母さんは、そう言って
大声で笑った。

俺も、母さんの笑い方に若干引き気味で
笑い返した。


(なんだ……若い女子じゃないじゃん…
じゃ、いっか。小遣い貰えるし。)

俺は、サラッとOKの返事をした。

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