わたしの彼氏…
「だから!無理だって言ってんの!

何ヶ月も私に冷たくしてさ、


それでごめんだけで済むと思ってんの?

あの女ともっと

イチャイチャしてればいいじゃん!」


将弥は、泣きそうになっている。


「ごめん

ほんとにもうこんなことしないから」


そんなこと言われたって無理なもんは無理。


だって、私ずっと寂しかった。


悲しかった。


辛かった。


そんな気持ちは、あんな奴にはわからない。



だから別れを切り出したんだもの。


よしっ!決めた。



「許せないって言ってんの。」


私は泣きそうな震えた声で言った。


一粒の涙が私の頬に伝った。


「私ったらなんで泣いちゃうのよ。


どうしてだろう。」
< 14 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop