私の彼氏は真面目過ぎる!【完】
浩太郎が手にしていたのは、あの日汚れてしまったワンピースのブランドの紙袋。
「まさか、同じワンピースを買ってきたの?!」
「その通り!」
『そこまでしてもらわなくても!』
とかなり私は遠慮したのだが。
『いえ、せめてもの思いです』
そこから5分ほど押し問答。
「ひばりのわりにはすぐに受けとらなかったんだね」
「わりにはって、どういうことだよ~」
で、結局私は押しに押されてワンピースを受けとってしまったのだった。
「結局受け取ったんかいっ」
「だって、わざわざ買いに行ってくれたんだよ。申し訳なくて」
「それですんなり仲直りができたの?」
「まあね」
私は焼き鳥をぱくりと口に放り込んだ。
どうしても一人では抱えきれない思いは、こうして酒を飲みながら友達に話してしまうのが一番だ。
そうでなきゃ、私はあの真面目過ぎる彼氏と、どうこれから付き合っていけばいいのか、不安で仕方ない。
友人はそれから「ププーッ!」と突然吹き出した。
思い出し笑いなのかもしれない。(ちょっと気持ち悪いぞ!)
「まさか、同じワンピースを買ってきたの?!」
「その通り!」
『そこまでしてもらわなくても!』
とかなり私は遠慮したのだが。
『いえ、せめてもの思いです』
そこから5分ほど押し問答。
「ひばりのわりにはすぐに受けとらなかったんだね」
「わりにはって、どういうことだよ~」
で、結局私は押しに押されてワンピースを受けとってしまったのだった。
「結局受け取ったんかいっ」
「だって、わざわざ買いに行ってくれたんだよ。申し訳なくて」
「それですんなり仲直りができたの?」
「まあね」
私は焼き鳥をぱくりと口に放り込んだ。
どうしても一人では抱えきれない思いは、こうして酒を飲みながら友達に話してしまうのが一番だ。
そうでなきゃ、私はあの真面目過ぎる彼氏と、どうこれから付き合っていけばいいのか、不安で仕方ない。
友人はそれから「ププーッ!」と突然吹き出した。
思い出し笑いなのかもしれない。(ちょっと気持ち悪いぞ!)