私の彼氏は真面目過ぎる!【完】
タクシーを拾い、鞄からスマホを何気なく取り出したところで。
「え!? 着信20件!?」
確認してみると、そのどれもが浩太郎からのものだった。
電話の着信履歴のみならず、メールも50通ほど届いている。
宴会中は騒がしいので全く気づかなかったのだろう。
「何かあったのかな!?」
見た途端、ゾクッとした。
『ひばりちゃん、お疲れ様。今週頑張ったご褒美に、明日は日帰りで温泉旅行に行かない?』
『ひばりちゃん、仕事は終わってる?』
『メール見たら返信してください』
『今どこ?』
『迎えに行くから連絡ください』
『見てないの?』
『何かあったの? 心配です』
『心配です』
『心配しています』
……みたいな文面のメールがびっしりなのだ。
「え!? 着信20件!?」
確認してみると、そのどれもが浩太郎からのものだった。
電話の着信履歴のみならず、メールも50通ほど届いている。
宴会中は騒がしいので全く気づかなかったのだろう。
「何かあったのかな!?」
見た途端、ゾクッとした。
『ひばりちゃん、お疲れ様。今週頑張ったご褒美に、明日は日帰りで温泉旅行に行かない?』
『ひばりちゃん、仕事は終わってる?』
『メール見たら返信してください』
『今どこ?』
『迎えに行くから連絡ください』
『見てないの?』
『何かあったの? 心配です』
『心配です』
『心配しています』
……みたいな文面のメールがびっしりなのだ。