私の彼氏は真面目過ぎる!【完】
最終章 私にとって最高の彼氏
第一話 大らかで、大ざっぱ
3連休なので、実家にいられるのはあと2日なわけだが、2日目の昼間に陽人さんからのファーストコンタクトがあった。
仲人さんがこちらのSNSのIDを教えてくれるというシステムらしい。
昔は電話だったんだろうけれど、今は仲人さんもバシバシSNSの活用を推し進めているようで。
田舎も一応は進歩しているのだ。
SNSの通話機能で、陽人さんは電話をかけてきた。
アイコンは陽人さんが海で撮影したと思われるとびきりのスマイル写真。集合写真の一部を切り取ったもののようだ。
本当に、太陽のような男性だな~。
「ひばりさーん、こんにちは! 昨日はありがとうございました。これからよろしくお願いしますっ」
語尾を撥ねるように発音する元気な人。浩太郎にはないエネルギーの汪溢だ。
なんだか好感の持てる人だなあと思うと、胸があったかくなった。
こんな短期間で元彼から気持ち切り替える私って、冷たいかな……。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「今からランチ食べに行きませんか? 俺、車出すんで」
「もちろんです!」
でもこの辺にランチできるお店なんてあったっけ?
仲人さんがこちらのSNSのIDを教えてくれるというシステムらしい。
昔は電話だったんだろうけれど、今は仲人さんもバシバシSNSの活用を推し進めているようで。
田舎も一応は進歩しているのだ。
SNSの通話機能で、陽人さんは電話をかけてきた。
アイコンは陽人さんが海で撮影したと思われるとびきりのスマイル写真。集合写真の一部を切り取ったもののようだ。
本当に、太陽のような男性だな~。
「ひばりさーん、こんにちは! 昨日はありがとうございました。これからよろしくお願いしますっ」
語尾を撥ねるように発音する元気な人。浩太郎にはないエネルギーの汪溢だ。
なんだか好感の持てる人だなあと思うと、胸があったかくなった。
こんな短期間で元彼から気持ち切り替える私って、冷たいかな……。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「今からランチ食べに行きませんか? 俺、車出すんで」
「もちろんです!」
でもこの辺にランチできるお店なんてあったっけ?