私の彼氏は真面目過ぎる!【完】
「ご参加中の皆様、失礼いたしました。それでは、残り時間が1分ほどございましたので、フリートークをお続けください」
スタッフのその一言で、止まっていた会場の時間が再び動き出す。
残された参加者がほっと胸をなで下ろすような空気があった。
「ああいう男は最低やな。俺の生徒にはあんな風になってほしないわ」
ぼそっと2番さんが呟く。
「ま、サディストの俺が言うのも変な話やけどな~」
2番さんはあっけらかんとしている。
「自分にとってベストな相手を探すのって、難しいですね……」
「せやなあ。男性側も女性側もそれぞれ5人の初対面の異性としゃべったわけやけど、ぴったりの相手に巡りあうんは運命的なできごとなんやなって思うわ~」
なぜかしんみりする私たち。
「それではお時間です~」
司会者の合図が聞こえてからも、2番さんは「なかなかMの子って見つからんもんやなあ~」と不思議そうに首をかしげていた。
頑張ってマゾの奥さん探すんやで!……ってあれ? 2番さんの関西弁が移ってしまった。
スタッフのその一言で、止まっていた会場の時間が再び動き出す。
残された参加者がほっと胸をなで下ろすような空気があった。
「ああいう男は最低やな。俺の生徒にはあんな風になってほしないわ」
ぼそっと2番さんが呟く。
「ま、サディストの俺が言うのも変な話やけどな~」
2番さんはあっけらかんとしている。
「自分にとってベストな相手を探すのって、難しいですね……」
「せやなあ。男性側も女性側もそれぞれ5人の初対面の異性としゃべったわけやけど、ぴったりの相手に巡りあうんは運命的なできごとなんやなって思うわ~」
なぜかしんみりする私たち。
「それではお時間です~」
司会者の合図が聞こえてからも、2番さんは「なかなかMの子って見つからんもんやなあ~」と不思議そうに首をかしげていた。
頑張ってマゾの奥さん探すんやで!……ってあれ? 2番さんの関西弁が移ってしまった。