私の彼氏は真面目過ぎる!【完】
私の言葉に、結城さんは目をきらきらと輝かせた。
「ありがとうございます。わたくしは幼少のころから猫が好きなので、このネクタイを本日のために選びました」
「……な、なるほど」
ネタで選んだわけではなく、普通にファッションセンスが悪いだけらしい……!
「わたくしは職場ではほとんどの時間を白衣で過ごしますので、ネクタイを人さまに見せる機会がございません。本日は朝井さんにこのネクタイを披露でき、嬉しく思います」
「さ、さようでございますか……」
口調が移ってしまった!
なんて雑談をしているうちに、店員さんが飲み物のオーダーを取りに来た。
「私はとりあえずビー……じゃない、烏龍茶でお願いしますっ」
「ではわたくしも同じものをお願いいたします」
危なかった!
「ありがとうございます。わたくしは幼少のころから猫が好きなので、このネクタイを本日のために選びました」
「……な、なるほど」
ネタで選んだわけではなく、普通にファッションセンスが悪いだけらしい……!
「わたくしは職場ではほとんどの時間を白衣で過ごしますので、ネクタイを人さまに見せる機会がございません。本日は朝井さんにこのネクタイを披露でき、嬉しく思います」
「さ、さようでございますか……」
口調が移ってしまった!
なんて雑談をしているうちに、店員さんが飲み物のオーダーを取りに来た。
「私はとりあえずビー……じゃない、烏龍茶でお願いしますっ」
「ではわたくしも同じものをお願いいたします」
危なかった!