それでも君を
「はい、そこまで。」
ようやくテストが終わった。
身体がだるい。
とっても息苦しい。
自分の身体なのに不調の原因が自分で分からないというのは、すごく不安なことだ。
だから病院に行くのが怖いし、逃げたくなる。
ということは、だからそこ行かなければならないのである。
なんて、どうでもよいことに思いを馳せ、ノロノロと机の上を片付けながら、憂鬱な気分と戦う。
「梨央大丈夫?病院まで歩ける?」
片付け終わった香織からそんな声がかかる。
それもまた問題だ。
いくら大学が病院に隣接して建てられているとはいえ、ここから病院まではそれなりに距離がある。
この状態で病院までたどり着けるのだろうか?
ようやくテストが終わった。
身体がだるい。
とっても息苦しい。
自分の身体なのに不調の原因が自分で分からないというのは、すごく不安なことだ。
だから病院に行くのが怖いし、逃げたくなる。
ということは、だからそこ行かなければならないのである。
なんて、どうでもよいことに思いを馳せ、ノロノロと机の上を片付けながら、憂鬱な気分と戦う。
「梨央大丈夫?病院まで歩ける?」
片付け終わった香織からそんな声がかかる。
それもまた問題だ。
いくら大学が病院に隣接して建てられているとはいえ、ここから病院まではそれなりに距離がある。
この状態で病院までたどり着けるのだろうか?