それでも君を
「…うん。」
残念だが、ここで無理をしても、状況は悪くなるだけだと長年の経験で分かっているので、素直にその指示に従うことにする。
素直に受け入れると、真ちゃんがぽんぽんと頭を撫でてくれた。
「なにか食べて薬飲もう。お粥でいい?」
お粥の気分じゃないなぁ…
「…パンがいい。」
そう言うと、ふっと真ちゃんが笑う。
「やっぱり熱あるね。」
正直にパンがいいと言った私をみて、その判断に至ったようだ。
熱があると私が素直な気持ちを口にすることは、真ちゃんもとっくに気付いていたらしい。
残念だが、ここで無理をしても、状況は悪くなるだけだと長年の経験で分かっているので、素直にその指示に従うことにする。
素直に受け入れると、真ちゃんがぽんぽんと頭を撫でてくれた。
「なにか食べて薬飲もう。お粥でいい?」
お粥の気分じゃないなぁ…
「…パンがいい。」
そう言うと、ふっと真ちゃんが笑う。
「やっぱり熱あるね。」
正直にパンがいいと言った私をみて、その判断に至ったようだ。
熱があると私が素直な気持ちを口にすることは、真ちゃんもとっくに気付いていたらしい。