それでも君を
「私運転するから帰って休もう?歩ける?」



実は大学2年の時に運転免許は取得済みなのだ。



「…うん。」



ダルそうではあるが、ゆっくりと身体を起こし、ベッドサイドで立ち上がる事が出来ている。



これならなんとか帰れそうだ。



「本人も大丈夫って言ってるし、じゃあ梨央、後は任せたよ。」



「了解!」



< 289 / 604 >

この作品をシェア

pagetop